グリーンホテル増加中

Written by: 小沢 早百合 on July 26, 2008 at 8:38 am | In ファッション ライフスタイル, マーケティングトレンド | No Comments

シー・スカウトでは2006年以来エコロジーを意識したエコツーリズムの台頭についてたびたびレポートしてきたが、消費者が生活のあらゆる面でサステナビリティを求めるようになった今、今回はエコホテルのオープニングが相次いでいる状況をレポートしよう。

これらのホテルでは、建築デザインや提供するサービスにもエコロジーの要素を取り入れることにより、滞在スタイルや、ラグジュアリー体験の幅を広げている。ホテル業界ではエコロジー導入は比較的新しい分野であるため、すでに定着している価格、ケータリング、デザインなどの差別化より、効果的な差別化が出来る。

Greenhouse 26

2008年春ニューヨークにオープンのGreenhouse 26は、LEED制度によってゴールドスタンダードの評価を得ただけではなく、ジオサーマル(地中熱利用)の冷暖房システムを取り入れたニューヨークで最初のホテルである。ローブ、タオル、マットレスはオーガニックの認証を受けており、エレベーターは止まった時にエネルギーを再生する。客室センサーが働いて空室の際エネルギーの無駄な消費を妨げるほか、清掃可能な時間も知ることが出来る。

 

 

URBN Hotel

このほど上海にオープンしたURBNは中国で最初のカーボンニュートラルなホテルであり、2011年までにさらに19のホテルがオープン予定だ。建造物にはリサイクルまたは地元の素材が用いられ、低VOC(揮発性有機化合物)塗料により塗装、清掃にも環境に害の少ない洗剤が使われている。また、ホテルではカーボンクレジットを販売、これにより利用客はフライトで排出したCO2をオフセットすることが出来る。

Hotel Palomar Los Angeles

LAで最初の“グリーンホテル”がこの5月にオープンした。このホテルでは室内リサイクル、オーガニックフードを備えたミニバーなど、40を超えるエコロジー施策が施されている。レストランで出される魚は持続可能な漁業により漁獲されたもの、そしてエネルギー効率、水効率の良い構造が取り入れられている。

トレンドインパクト

消費者のエコロジーへの関心はますます高まっており、既に営業しているホテルについても、省エネまたは発電のためのデバイスなどを取り入れる必要性が生じて来るかもしれない。これらのシステムの設計、導入またはアップグレードに、新しいビジネスチャンスが生じる可能性がある。旅行業者にとっても、グリーン施策を施した宿泊施設、レストラン、または移動手段などへのニーズの増加はビジネスチャンスにつながるだろう。また旅行につきもののCO2排出問題の解決策にも新しいチャンスが見える。

Tags: , , , , , , ,
Category: ファッション ライフスタイル, マーケティングトレンド
Other categories: テクノロジートレンド, イベント

This Blog is written by the CScout Japan Co., Ltd. Trendscouting & Consultancy. A member of the CScout Global Network.

プライバシーポリシー

Japan Trend Blog - CScout Japan

Japan Trend Blog - CScout Japan auf Deutsch

日本のトレンドブログ.